日本触媒 姫路工場の見学・研修会

著者: 石原 哲男 講演者: 日本触媒姫路工場  /  講演日: 2012年09月21日 /  カテゴリ: 見学会  /  更新日時: 2012年10月15日

 

化学部会 2012年9月度 合同部会

日 時: 2012921日(金) 14:0016:00
場 所: 株式会社 日本触媒 姫路製造所

株式会社日本触媒 姫路工場の見学・講演会

化学部会は、全国大会の初日の9月21日に総括本部、中部本部、近畿本部及び四国本部からの参加者を得て合同部会を開催した。参加者は総括本部から林部会長、松田本部理事、中部支部から江口代表幹事、近畿本部から末吉部会長及び四国本部と他の部会からの参加者を含め合計28名であった。合同部会の内容は見学会と合同部会・懇親会である。

1.合同見学・講演会

1245分にJR姫路駅に集合して、チャーターバスにて見学場所に移動した。
日本触媒での現場見学に先立ち、会社の概要と姫路製造所の紹介がなされた。
姫路製造所は敷地面積900,000㎡を有する同社の主力工場で、従業員1000名を要し、酸化触媒技術を利用した各種の製品が製造されている。主要製品はアクリル酸とそれを重合した高吸水性樹脂で、ダイヤパーに使用されている。

アクリル酸の生産能力は、2012年の65万トンから2014年には78万トンへ(世界3位)増設が計画されている。又高吸水性樹脂は2012年の47万トンから2014年には59万トン(世界1位)までの増設計画を持っているとの事であった。

製造現場見学は、チャーターバスを利用して主要プラントの案内と説明があった。反応塔などのストラクチャーの基面には芝生が植えられている美しい工場であった。

見学の後、講演会場に戻りQ&Aの時間を持った。
参加者からの質問には丁寧な応答があり、質疑応答は19項目に及び時間のたつのを忘れた。

その後JR姫路駅に戻り、そこで一旦解散し、大阪で合同部会に参加する会員は大阪駅に移動した。

2.合同部会と懇親会

西梅田のパブレストラン(キング オブ キングス)で、18時~2030分まで合同部会と懇親会を開催した。参加者は27名であった。

2-1.合同部会

合同部会では、総括本部、中部本部及び近畿本部から各本部化学部会の活動状況と今後の課題の紹介があった。

2-2.懇親会

同じパブレストランで懇親会が1900から開催された。
松田本部理事の乾杯に始まり、軽食とアルコールで情報交換や名刺交換がなされ、時間が飛ぶように過ぎ去り、名残が尽きぬまま2030に中締めとした。

後日談

見学場所の株式会社日本触媒姫路製造所は、9/29に発災した。
これに対し見学者を代表して、総括本部化学部会長 林誠一氏からお見舞いのメールが9/30発信された。

 以上

文責 近畿本部化学部会幹事 石原哲男


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