目からうろこの天気予報
著者: 寺川 博也 講演者: 南 利幸 / 講演日: 2014年11月06日 / カテゴリ: 講演会 / 更新日時: 2014年11月19日
公益社団法人 日本技術士会近畿本部登録 環境研究会 第66回特別講演会要旨
日 時 : 平成26年11月6日(木)午後6時30分~8時30分
場 所 : アーバネックス備後町ビル3Fホール
演題 目からうろこの天気予報
演者 : 南 利幸 気象予報士、技術士(応用理学)、防災士、ビオトープ2級施工管理士
(株式会社 南 気象予報士事務所 代表取締役)
1.概要
今回の講演会は、NHKテレビの気象番組などでおなじみの気象予報士 南 利幸氏に、表題のテーマでご講演をいただきました。南氏は、西宮市のご出身、気象予報士に加え、応用理学部門の技術士でもあり、環境や天気に関する話を一般向けにやさしく解説した本の著者でもあります。南氏の知名度により超満員の参加者があり、さらに南氏の楽しい語り口により講演会は盛況となりました。
2.講演内容
講演内容は「クイズ形式」で、参加者全員に挙手で解答してもらう形で進められ、講演中は始終笑いが絶えませんでした。例えば次のスライド(1)では、正解は「その1」一日5時、11時、17時の1日3回発表です。
スライド(1)
また、講演の開催地である大阪の今日の天気を題材に使った天気予報の記号の読み方や、気象のメカニズム、気象観測の方法、天気予報の予測精度などのお話をいただきました。
スライド(2)は、1883年から2013年までの気温の変化を示しています。
平均気温が上下動を繰り返しながら、徐々に上昇しているのが分かります。10年前の「大阪府」の気温は16.2度、しかし最近の「大阪府」の平均気温は、17.2度であり、これは10年前の「宮崎県」17.1度に匹敵します。
したがって最近の大阪府民は宮崎に新婚旅行に行く必要がなくなったというジョークを交えて、楽しく、印象深くご説明いただきました。
スライド(2)
(文責:寺川博也、監修:南 利幸)