北九州市

著者: 山本 泰三  /  講演者:  /  カテゴリ: 北九州エコタウン・山口  /  更新日時: 2008年11月05日

●北九州市

 環境首都推進室:太田係長

 10都市程度:4月~5月まで募集  82件  →10都市程度  ★7月に発表認定

   横浜、北九州

   帯広 富山

下川町 水俣市

   他に7都市が候補都市

 アジアの環境フロンティア都市・北九州市  99万人

 低炭素社会の実現に向けて:消費型でなく、質を落とさず、豊かな社会(ストック型)

 3つの課題:①産業都市として    ②少子高齢化社会    ③アジアの低炭素化

 産業が66%(全国平均の倍の普及) →産業界等との共同

 9月30日:地域推進会議を立ち上げる。(産官学民)

<!--[if !supportLists]-->     <!--[endif]-->庁内推進会議を8月に立ち上げ

 削減目標  2030年:1090万トン

       2050年:GDP40%成長。 1935万トン →1560万tの半減

  海外におけるCO2削減:2340万トン削減

  ex.鉄鋼スラグからの鉄の回収。  Jパワー:発電の高効率化:40%→55%

歩いて暮らせる街づくり:駅に近接地域の200年街区(ストック都市)

エネルギーの地産地消

市域全体が学習・活動システム

低炭素社会作り:カンパス(環境パスポート) →カーボンオフセット、エコポイント

アジアへの移転

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 推進体制:分野ごとに窓口

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 規制強化ではなく、産業の発展を前提に、企業にとってもプラスになる施策。

 豊かな生活を享受しながら、楽にCO2削減。

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今までの様々な取り組みをしてきた。  環境首都

<!--[if !supportLists]-->     <!--[endif]-->環境に対するすべての分野であらゆる取り組みを行う。

   美化、循環型社会、ゴミ、CO2

<!--[if !supportLists]-->     <!--[endif]-->環境モデル都市:温暖化対策が実施計画になると考えた。

Q(末利):海外へ150%?

 →積み上げ。事業を行っている。生ゴミの堆肥化、水処理、など  →膨らませる。

  各社それぞれが技術を持っている。相手方も国であり、地域である。市レベルで対応

   ex.大連と友好都市。  全体を都市のパッケージとして

Q(森):費用は?

 →JICA  KAITA実働部隊(第3セクター)、技術者の受け入れ、研修などの引き受けなど

  役割は協議。アジア低炭素化センターを作る。

Q(渡邊)プロジェクトチームについて

 P8  4つのプロジェクトチーム  関係部署をすべて入れ込んでいる。

    地域推進会議には登録を募集。これから作っていく。

    今年中に5年間のアクションプランと2050年のイメージ作り。

   活動結果は公表されるのか? →そういう方向になる。市民に対しても報告が必要。

Q(藤橋)削減計画は産業にウエイトがかかる。

 →具体的には。すでに企業が数字を持っている。全体では産業で40%強の削減

    ex.家庭用エアコンの省エネなど    産業にも技術革新

  規制をかけてとは考えていない。(東京都のように)

Q()産業は業種別目標ある。

  →市の目標との兼ね合いは?

   実現すれば、もう少し下がると思う。業界の方が前倒し。

  国の6%は?  →地域の数字ではない。  

Q(my)他都市と比べて

  →市民の力は大きい。末吉前市長の20年前鉄冷え →環境に焦点を当てた。

   北九州ルネッサンス構想。実績が根付いてきた。 地域ごとの組織ができた。

   早い時点からやっているので、庁内でもできている。

   上からとしたからとの取り組みで実現

Q(石塚)産業、市民あたりも高い

 →一人当たりに割り戻している。

  発電所、製鉄所、化学工業がある。

  工場からの熱などの利用の工夫。 有効活用。

Q(末利)未利用エネルギーの利用

 →ex.発電所の廃熱。

  ex.製鉄所の水素の発生熱の利用。 熱はためる、運送するのは難しい。

Q(森)MSは

 →ISO14001は本庁者でもやっている。モデル都市構想は自前でまとめた。

(安ヵ川)以前から関心を持っていた。新しい研究テーマのモデルが北九州

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②環境産業政策室:平石氏  パンフとPP

 歴史的な背景:八幡製鉄所 →もの造りの町

   激甚な公害 →女性が立ち上がった。 →北九州方式

   環境国際協力の推進

   1990:グローバル500、UNEPの表彰

   1997 H9:エコタウン事業がスタート

 埋立地の検討:響灘:H1  →H8基本計画。勉強会

 静脈産業の振興(H9通産省の地域認証)

 課題等:入り口と出口

  原料集荷の不確実性、リサイクル品の販路など

  PET、蛍光管、トレーなど

 産業としての見通しの不透明さ:多様、スピード  →助成制度

 法整備1995容器包装、その他の法律 →

 住民感情:若松地区の心配、不安。 →施設公開が条件。ルール付け。

  610億円1:2::7(民間)

    市はインフラ整備

    国はハード、ソフトの補助金

    従事者1000人。視察は70万人

 実証研究エリア:高級研究施設  17施設が実証研究中   常設:3つ

  大学,etc

 総合環境コンビナート:26件  相互連携もやっている。  なるべくゴミを出さない。

   複合中核施設(ガス化溶融炉で発電) →飛灰の処理

 当初目標を超えた。

  リサイクル企業がある。:誘致にも寄与。

  CO2:年間21万トンの削減(H1818事業)

  市民の意識:エコタウンセンター  

  アジア、中国:2300/

 エココンビナート構想:工場内最適化→地域最適化   H16年度構想 →推進協議会17

  成功事例は3つくらい。三井鉱山:コークス工場。 蒸気を作り、クボタ松下外装建材

  新日鉄戸畑に高炉。八幡は製紙工場を誘致。電気、蒸気を供給。製紙スラッジは転炉の抑制剤

  小倉城の廃瓦をレンガ剤として活用

 エコプレミアム産業創造事業:事業の拡大。

  消化剤、太陽光発電マンション、プレススクラップ搬出 H16

    136アイテム  募集件数も減ってきている。→企業回りしている。

  動脈系企業:環境観点でものを見ていない。PR

 EA21取得支援

課題と展望

 事業は出揃った。競争激化(ex.PET)お金がかかる。6万円/トン

 強み:

 26地域の中で最大の集積。 

 海外:チンタオ

 市民の理解

  生ゴミからエタノール(インセンティブはあるが)

  スーパー等で油を回収 →BDFのバス3台。

  東芝:汚染土壌の浄化

  国際協力

  人材育成

高付加価値化、競争力強化:トップランナーとして

新エネルギー:次世代エネルギーパーク構想

学術研究都市

国際展開:

環境人材育成:2000/5年受け入れ。KITA

エコビジター図インダストリーetc

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 市民の共感と機運の盛り上がり。

 環境首都コンテスト:参加66団体

Q(藤井)目的は

 →浚渫土,スラグの埋め立て。

Q(my)土地の利用は

 →市の土地の余裕はない。民有地はある。

   ブリジストンはない。

Q(my)ひびきコンテナターミナル

 →まだ上手く機能している。

Q()100万本の植樹:  2050年目標では?

Q(藤橋)食品関係は?

 →レストラン、コンビニ   2室分別車作りの検討。

  新日鉄エンジニアリングが実験。いかに集めるかがポイント

  利用方法は色々ある。方向は決めかねている。ディスポーザー利用?

  下水道局との調整要

Q(渡邊)菜の花プロジェクト

 →意識向上、象徴的。事業性はない。

Q(森)食品リサイクル法が進んでいない。飼料、肥料化も

 →使うところが少ない。消費地(田舎)  エタノール、熱も対象になる。

Q(渡邊)色素増感型太陽電池への取組み

 →ペーパーでは見た。市民に公開はよくしらない

Q(末利)国は

 →補助金が出た。今はなくなった。

  市民に対して、生ゴミはポイント制でインセンティブを与える。

 


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