"エコアクション21"普及活動について EA21システムの特徴・優位性
- EA21が生まれるまでの長い経過
- 認証・登録制度EA21の誕生
- 認証・登録数の推移の分析
- ビジネスモデルとして優れたEA21
- EA21システムの特徴・優位性
- 実践的な活動例
5.EA21システムの特徴・優位性
EA21はISO14001と類似しているところも多いが、環境パフォーマンスを改善するための経営のツールとして、また、本来業務での環境配慮。改善に繋がる取組みのツールとして優れた点が多い。
5.1 国等の支援
環境省が作ったシステムであり、政府の「21世紀環境立国日本」(2007閣議決定)にその普及が取り上げられた。
5.2 ISO14001との比較
①経費及び労力が小さい。
前記のとおり、システム構築及び維持の費用、労力が小さい。
②システム・機能の充実
PDCAをまわし、目標、パフォーマンスの改善を目指すための必要機能がある。
③審査人が指導・助言(アドバイス)できる
経営のツールとして人材の育成、体質強化にも有効である。
④とりくみやすく、わかりやすい
環境側面について、チェックシート方式により環境負荷及び環境取組みの自己チェックができる。
⑤第三者認証の中で「環境活動レポート」を公表
公表を義務付けることで、対外的にも、対社内的にも有効に活用できる。
⑥CO2排出量を認定している
活動の中でCO2排出量、廃棄物排出量、総排水量の把握改善が義務付けられている。
5.3 業種別マニュアルの充実
産業廃棄物処理業者や食品関連事業者など法律や行政施策と連動した業種別マニュアルがある。また、建設・設備、大学・学校、自治体・公共施設などについても業種別マニュアルにより、きめ細かい対応が図れる。